SEOって何?検索結果で1ページ目に表示させるにはどうしたらいいの?とお悩みではありませんか?そんなあなたへ朗報です。この記事ではSEOの概要と上位表示に必要な要素を3分でわりやすくお伝えします。
SEOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」(検索エンジン最適化)の略です。検索エンジンでキーワード検索した際に、検索結果の上位に表示させてユーザーの流入を増やすためのマーケティング施策の一つです。
では、検索エンジンはどのようにサイトを順位付けしているのでしょうか?
検索エンジンの仕組み</h3
検索エンジンは次の3ステップに従ってサイトを順位付けしています。
- クローリング:検索エンジンのボット(クローラー)がサイトを発見
- インデックス:検索エンジンがサイトをデータベースに登録(インデックス)
- ランキング:検索エンジンがサイトの検索結果の表示順位(ランキング)を決定
それでは順番に1ずつ見ていきましょう。
クローリング
検索エンジンのボットがリンクを経由してインターネット上のWebサイトを巡りどんなサイトなのか情報収集することです。検索エンジンのボットはリンクを経由してサイトに訪れるため、新しいサイトを作った際には既にクローリングされているサイトからリンクされる必要があります。どこからもリンクされていないサイトはボットに見つけてもらえませんので注意しましょう。
もしくは、「XMLサイトマップ」を作成し送りましょう。「XMLサイトマップ」とはサイト内の全てのURLが記載されたリストです。このリストを送ることでクローリングしてもらうことが可能です。
詳しくは「XMLサイトマップとは?SEO効果や作成方法を分かりやすく解説」を確認してみましょう。
インデックス
クローリングによって収集した情報は分析・整理された後、データベースへ登録(インデックス)されます。この時にその情報(コンテンツ)が無価値なもの・有害なもの・重複するもののようにユーザーにとって無益なものだと判断されるとインデックスされません。インデックスされないと検索結果に表示されません。それゆえユーザーにとって質の高い、価値のあるコンテンツを制作し検索エンジンにインデックスされることが重要となってくるわけですね!
ランキング
ユーザーが検索したキーワードに対して最も有益で最適なサイトをインデックスより探して表示させます。この時キーワードとサイトの関連性、情報の専門性・権威性・信頼性、ユーザビリティが高いものほど上位に表示されやすくなります。検索されたキーワードとの関連性が高いことはもちろん重要です。他には、著名な専門家や研究者がコンテンツを作成・監修していることや、学会で認められた論文などを根拠にコンテンツを作成していると専門性・権威性・信頼性が高いと判断されやすくなります。次に、ユーザビリティではユーザーの使い勝手の良さが求められています。ユーザーの多くはスマートフォンやPCといった様々なデバイスで検索しています。どのデバイスでも画面のサイズにあった表示や使いやすいところにタブやボタンがあるとユーザーにとってユーザビリティが高いと言えます。
やはりここでも質の高いコンテンツが求められていますね。
情報の専門性・権威性・信頼性を高めるためには以下の記事を参考にすると良いでしょう。
・Google「E-A-T」とは?専門性・権威性・信頼性の高め方
検索エンジンの仕組みがわかったところで、次は上位表示に欠かせないポイントを解説していきます。
SEO上位表示に必要な抑えるべきポイント
それは以下の3つです。
- キーワード選定
- 質の高いコンテンツ作成
- 効果測定/改善
それではポイントを一つ一つ抑えていきましょう。
キーワード選定
まずはどのキーワードで上位表示させたいのかSEOの目的を決めましょう。その為にはキーワード選定が重要です。
キーワード選定とはサイトを運営する上で、まず情報収集の役割を果たしています。その情報からサイト運営の方針を計画し、サイトの構成を決めることや、質の高いコンテンツ作成する為に欠かせない工程です。
キーワード選定を行うことで、ユーザーが求めているキーワードや競合サイトで上位表示されているキーワードなど調べて知ることができます。またそのキーワードがどのくらい検索されているのか(検索ボリュームという)を知ることができます。その結果どのキーワードを優先して対策すべきか検討することができます。もちろん検索ボリュームが大きく集客が見込めるキーワードを対策していくことは大切です。しかし、集客量が多いということは競合サイトでも同じキーワードで対策している可能性があり、いきなり効果が出ないこともあるので、注意が必要です。
キーワード選定する為には関連するキーワードをできるだけたくさん多く見つけて、その中から重複や漏れがないか確認することも大切です。このようにして集まったキーワードを基本的なサイト構造に落とし込んでいきましょう。
キーワード選定はサイト運営において基盤となる作業です。時間がかかってもしっかり行いましょう!
キーワードの詳しい選定方法はこちらのサイトをご参考ください。
・キーワード選定|圧倒的集客を実現するコンテンツプランニングと絶対やるべき3つの事
質の高いコンテンツ作成
質の高いコンテンツとは、ずばり「ユーザーの求めている情報を提供しているコンテンツ」につきます!
反対に質の低いコンテンツというものも世の中には存在しています。例えば「7日間で7㎏減量効果抜群ダイエット」のような誇張されすぎている場合や、科学的根拠が乏しいようなサイトが該当します。これらのサイトはユーザーが求めている価値よりもサイト運営側の価値(利益)を優先していることが多いです。そのため本当にユーザーにとって価値が高い情報を提供できていません。この場合、結果として減量は可能かもしれません。しかし、リバウンドや肌・髪のトラブルなど別の問題が新たに浮上してしまうことも考えられます。ここでユーザーが本来求めている情報を再考してみると、ダイエットの専門家やお医者さんなどであれば、健康的な食事や適切な運動によるダイエットが良いと教えてくれるでしょう。その食事や運動の方法こそ「ユーザーが求めていた真の情報」と言えるのです。この情報を提供できてこそ、質の高いコンテンツとなります。
参考までに、以下のサイトも読むと理解が深まるでしょう。
情報の専門性・権威性・信頼性を高めるためには以下の記事を参考にすると良いでしょう。
・コンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるもの
効果測定・改善
SEO対策は一回行ったら終わりというわけではありません。対策した結果を確認し、結果から問題点を洗い出し、改善策を考え更なる対策を継続していくことが重要です。
その際に使用するのがやGoogle Analyticsのような無料の分析ツールです。
これらのツールを使うと、クローラーの巡回数・検索順位・被リンク・流入経路・PV数・コンバージョン率・滞在時間・離脱率・直帰率回数などを数値で確認することができます。これらの結果を比較・分析することで、今回のSEO対策にどのくらいの効果があったのか、効果がなかったところは何がいけなかったのか考察することで改善策を考えることが重要です。
まとめ
SEO対策に関しては常にユーザー目線に立ち、ユーザーがどのようなキーワードで検索するのか、ユーザーは何が好きで何を気になっているのか、これを念頭に、ユーザーにとって本当に価値のあることだろうか?と自問し続け、考え続けることが最も大切です。
ユーザーニーズに応えることを常に意識して、キーワード選定・質の高いコンテンツ作成・効果測定と改善を実践していくことでSEO対策は必ずより良いものとなります。