コンテンツマーケティングで無双するライティング術

コンテンツマーケティングをする上で、ライティングの技術は必要不可欠です。
商品やサービスが良くても、ライティング術がなくコンテンツも欠如していると、ユーザーは目もくれません。
会社のブランド力を上げ、SEO上位表示にし、コンバージョンを獲得するためには、コンテンツマーケティングにおけるライティング術は必須となります。
このページは、コンテンツマーケティングにおけるライティングの手順を事細かく易しく記載しております。
この記事を読むことにより、ライティング力に自信をつけてほしいです。

コンテンツマーケティングのライティング手順

読まれるWebマーケティングの基本構成はこのようになっています。

この様になっております。
私はまずたくさんの記事や書籍を軽く一読し、基本となる大枠を作り、そこに自分の知識や詳細や具体例を付け加えています。構成をしっかりと決めることで効率良く、分かりやすいページを作成することが出来ます。
では一つずつ説明していきます。

①記事タイトル

ライティングにおいて、最も重要なのはタイトルです。なぜなら、80%の読者はタイトルだけを見て、その記事を読み進めるかどうかを決めるからです。
WEB上で、あなたの記事が読まれる場合のパターンは、だいたい以下の3つに分かれています。

  • 検索エンジンで検索した時に記事のタイトルが目立っていた。
  • FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで、友人がその記事をシェアしており、その記事のタイトルに興味を惹かれた。
  • 情報収集のために、RSSやニュースアプリを使っていて、その中で、記事タイトルに興味を惹かれた。

全てに共通していることは、たまたま目にとまっているだけということです。
つまり、ブログ記事やサイトコンテンツのタイトルは、たまたま目にとまった時に、思わず「読みたい」と興味を惹かれるようなものにする必要があります。
そして、「読みたい」と思われる記事タイトルには、以下のような4つパターンがあります。

  • ベネフィットがある:最も有名で安定して効果を見込めるものです。 『明日からスッキリとした寝覚めを手に入れるための快眠法』『集中力を養う方法』など、相手の立場にたってメリットを伝えましょう。
  • 興味性がある:思わず目を引くような好奇心を刺激するものです。当たりはずれはありますが、大きな結果をもたらすことがあります。例えば、「今の時代テレビは必要ない」などです。
  • 最新である:ニュース性が高いタイトルも読者の興味を惹きやすいです。例えば、「2020年に大ブレイク確実のスタートアップビジネス」などです。
  • 具体性がある:具体的な結果や数値を出すことで、興味を引くことができます。例えば、「TOEIC900点を取れたら、100万円もらえる」「コロナにより、7月までに福井県全人口である約78万人が失業する」などです。

まずあなたがタイトルを決める時は、これらの4つのパターンに沿ったものを作るようにしましょう。

②フック文章

フック(書き出し)の文章は、記事の精読率を大きく左右する重要なパートです。なぜなら、記事タイトルで興味を惹かれた読者は、続いて、一段落分の文章までは必ず読むからです。
まずフックを作成する前に自分の中で大小関わらず、目的と目標を理解し、説明できるまで、突き詰めます。
具体的に私は、SEOの上位表示の記事を作成する際は、コンバージョンの獲得やブランド構築が目的であり、検索ユーザーにとっての最適なサイトを作り、新しい価値の提供をすることが目標であると解釈し、ライティングを進めました。
是非一度書き出し、概念を決定しましょう。最初のタイトル,フックの部分と最後のまとめに一貫性を持ち、書いている途中でもその概要をぶれないようにしましょう。
フック(書き出し)を書く時は以下の3つに注意してほしいです。

  • 問題提起:読者が抱えている悩みや問題を明確にします。例えば、「お店に人が集まらなくて困っていますよね?」「どんなダイエットをやっても、失敗ばかりしていませんか?」など。そして、その理由は「間違った集客をやっているからですよ」「逆効果のダイエットをやっているからですよ」と伝えます。ここで、読者が共感を得ることを意識しましょう。
  • 結果の明示:あなたの記事を読むとどうなるのかを具体的に伝える。例えば、 「ランディングページのコンバージョン率を○○%改善できます。」「3ヶ月で○○kgほどシェイプアップできます。」など。忙しい時間を割いてまで、記事を読む理由を与えてあげるイメージです。
  • 結果の根拠:「結果の明示」で示した結果が出る根拠を伝えます。例えば、「実際に私は、これから紹介するダイエット方法は1ヶ月で5kg減りました。」「このトレーニング方法を半年間続けたら、マラソンを3時間以内で走れるようになりました。」など。ここでは説得力を高めるために数字が入っていることが望ましいでしょう。

こうした書き出しがあれば、「自分でもやってみよう」と思い、「そのためにも、この記事をしっかりと読んで吸収しよう。」という読むべき動機を刺激することができます。
また、この様にライティング術をインプットし意識することで、どのサイトを閲覧する際も、ただ普通にサイトの情報を得るだけでなく、新たな魅力的なタイトルやフックの書き方の実例をたくさん吸収することが出来ます。実践しましょう。

③小見出し

文中で小見出しを積極的に用いる第一の理由は、その方が読みやすいからです。
タイトルと同じように魅力的な小見出しにすることによって、一つ一つの段落毎に、読者の興味をキープし続けることもできます。
小見出しの一語一語まで気を使って、反応の取れる型を心がけることによって、精読率をグンと上げることができます。小見出しの基本はキャッチコピーの基本と変わりません。

④コンテンツ本文

本文の質が低いと、誰もあなたの記事をシェアしてくれません。そのためにも、読みやすい本文を追求することが重要となります。
読みやすい本文には以下の3つの特徴があります。

  • 簡潔:必要なことだけを最少の文字数で伝えていること。テーマと関係のない文章や余談が多いと、それだけで読者はページから離脱してしまいます。また心理学を利用し、偶数よりも、3.5.7といった奇数を利用しましょう。日本人は奇数を好む傾向があります。具体的には、「幸せなキャリアを掴む5つの秘訣」などです。具体的な数値を利用することで、まとまりが出来、キャッチコピーで印象を与えることができます。
  • 具体的:一つ一つ具体的に伝えていること。専門用語を乱発や、難解な表現のオンパレードで、理解するために努力が必要な文章だと、読者は途中で疲れてしまいます。情報を集めている上でわからない単語や表記が難しい単語は調べてかみ砕いてから必ず掲載しましょう。専門的な知識を持った上でサイトを作成しているあなたがわからない単語は、一般ユーザーはもっとわかりません。小学生でも理解することが出来るよう意識しましょう。また具体例を自分で考えることにより、アウトプットが出来、理解を深めることが出来ます。実体験や疑問点を具体的に作成しましょう。
  • リズム:文章一つ一つが短いこと(最大5行まで)長い文章がひたすら続いていると、読む気を減退させてしまいます。文章を書き終えた後に、実際に声に出して読み、リズム感が良いかどうか確認しましょう。

本文を書く時は、以上の3つを常に意識しておきましょう。それだけで、あなたの文章の読みやすさは大きく向上します。

⑤まとめ、⑥まとめ文章

まとめの目的は、最後に記事の内容を要約して伝えることにより満足度を上げることです。
まとめを簡潔に書き上げるために、私が頻繁に使うテクニックは下記の3つです。

  • 箇条書き:ボディコピー本文の内容を箇条書き形式でまとめる。
  • 結果の再提示:その記事に書いてあることを実践すれば、どのような結果を得られるのかを、最後にもう一度伝える。
  • 両者のミックス:文字数に余裕がある場合は、両者を組み合わせる。

この三つを意識してまとめを作成してください。

またサイト全体におけるページを作成する際に、ブランドパーソナリティのイメージカラーを確定しなければいけません。例えばコンテンツマーケティングのプロであるバズ部は青色を重点的に利用しています。
私のサイトもずらすことなく徹底しています。心理学的に、行動力や購買力があり親しみやすいオレンジと、知性や誠実さのあるさわやかな青のみを利用しています。このサイトは何色とユーザーが即答してもらえるまで、徹底する必要があります。

最後に・・・

最初は、面倒に思われるかもしれませんが、ぜひ、ここでご紹介したライティング法を試してみて欲しいです。
一度身につけてしまえば、記事を書くこと自体が楽になり、一つの記事で何万人もの人びとに記事を読んでもらえて、コンテンツマーケティングに必要な見込み客のリストや、ソーシャルメディアのファン獲得も効率よく行えるようになります。
~参考文献~
・バズ部. 2020. 「SEOで成果を出すために必要な知識と実践方法の全て」
https://bazubu.com/category/seo(2020年5月21日閲覧)
・バズ部. 2020. 「SEOとは検索ユーザーに120%の価値と満足を提供すること」
https://bazubu.com/what-is-seo-26978.html(2020年5月21日閲覧)
・Google. 「Googleが掲げる10の事実」
https://www.google.com/intl/ja/about/philosophy.html(2020年5月21日閲覧)
・伊藤羊一「一分で話せ」 発行所:SBクリエイティブ株式会社 2018年出版
・バズ部. 2019.「SEOコンテンツの作り方」
https://bazubu.com/how-to-create-a-good-content-17943.html(2020年5月21日閲覧)
・バズ部. 2020.「コンテンツSEOの効果と検索流入を倍増させるために実践すべき3つの手順」
https://bazubu.com/contet-seo-18508.html(2020年5月21日閲覧)
・informa connect 「What Is Content Marketing?」
https://contentmarketinginstitute.com/what-is-content-marketing/(2020年5月21日閲覧)
・竹花貴騎のMUPカレッジ(YouTube). 2020.「【カスタマージャーニーの理解】97%が知らないから即倒産!?竹花流CJMの理解で集客10倍も可能」
https://youtu.be/wYPd6FWUEHg(2020年5月21日閲覧)
・竹花貴騎のMUPカレッジ(YouTube). 2019.「【集客スキル】竹花貴騎が教える!SEOの極意を抑えば無料営業1000人だって作れる」
https://youtu.be/C38qN3Cx8uI

・バズ部. 2018. 「コンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるもの」
https://bazubu.com/what-is-a-content-24305.html(2020年5月21日閲覧)
・酒井とし夫 「心理マーケティング100の法則」 発行所:日本能卒協会マネジメントセンター 2018年出版
・LISKUL. 2017.「【成果を上げる色の選び方】色彩心理学から学ぶ サイトカラーの「正解」」
https://liskul.com/wm_cpsychology-4111(2020年5月21日閲覧)
・バズ部. 2016.「たった1記事で8万人に読まれる文章を書けるようになるライティング術」
https://bazubu.com/web-writing-13266.html(2020年5月21日閲覧)