「ライティングスキルを上げたい」だけど「具体的にどうすればいいかわからない」と思っている人は少なくありません。
コンテンツマーケティングにおいてライティング技術は必要不可欠です。
理由は、ライティング技術を磨くことで良質なコンテンツを作ることができ、良質なコンテンツを作ることはコンテンツマーケティングの成功に繋がるからです。
この記事ではコンテンツの構造である
- タイトル
- 導入
- 本文
- まとめ
の4つについてのそれぞれライティング術を紹介していきます。
タイトル編
タイトルはコンテンツの顔です。
タイトル次第でこの記事を読むか読まないか判断している人はとても多いし、自分もそうです。
惹きつけられるタイトルだとどんなことが書かれているか気になるし、そうでないと読む気にはなりません。
では、惹きつけられるタイトルの要素を説明していきます。
1、SEOキーワードの挿入
上位表示を狙ったキーワードを入れることで、ユーザーの目にとまりやすいです。
例えばユーザーが「Word 使い方」と検索した場合
「これでわかる!Wordの基本的な使い方」
というタイトルが出てきたらほとんどの人は自分が求めている情報が入っていると思います。
ユーザーが検索したワードがそのままタイトルに入っていたらクリックされる可能性が高いので、SEOキーワードは必ず入れましょう。
また、キーワードはタイトルの初めの方に入れた方が目につきやすいのでおすすめです。
2、簡潔で分かりやすく
タイトルの文字数は32文字以下にしましょう。
なぜなら32文字以上にすると32文字目以降の文字が…と略されてしまうことがあるからです。
また、検索エンジンにもユーザーにも分かりやすいタイトルをつける必要があります。
その理由は以下の通りです。
- 検索エンジンに分かりやすい …タイトルと記事内容の整合性をアピールしやすい
- ユーザーに分かりやすい …記事内容をイメージしやすい
タイトルは簡潔で分かりやすくして検索エンジンからもユーザーからも好評価を得ましょう。
3、最新だと伝わる
ユーザーからしたらその情報が最新のものなのかとても気になります。
「今おすすめするビジネス3選」
「2020年!おすすめビジネス3選」
上の2つのタイトルがあったとすると下の方が最新の情報な気がしますよね。
最新であることをタイトルでアピールすることもユーザーを惹きつける要因の1つです。
導入編
導入部では、読み進めたくなる書き出しを書くことが重要です。
なぜなら書き出し次第でユーザーが本文を読むモチベーションが変わってくるからです。書き出しがしっかりしていると自分が求める情報が丁寧に書かれていると思ってもらえます。
実際に読み進めたくなる書き出しの要素を説明していきます。
4、自分のことだと思わせる
ワックスの付け方で悩んでいるユーザーが
「普段ワックスを付けたいけれどもしかしたら変になるかも、とためらうことがありませんか?」
という文章を書き出しで見たら「自分のことだ、、」と思います。
多くのユーザーが思ってそうなことを問いかけて本文まで読んでくれるユーザーを増やしましょう。
5、結論を先に
最後でも本文のまとめを書きますが、書き出しの部分で先に結論を言ってしまいましょう。
理由は、紙媒体とWebメディアの違いです。
- 紙媒体 …じっくり時間をかけて読むことを目的とする
- Webメディア …素早く結果を知ることを目的とする
上記のように紙媒体とWebメディアではユーザーが使う目的が違います。
Webメディアではユーザーは結果を早く知りたいので、先に結論を書いていないと本文を読む前に離れていってしまいます。
6、結論が何に繋がるか
結論を書いたらそれが何に繋がるかを書きましょう。
例えば、「ワックスは後ろから前の順番で付ける」という結論だったとして、そこで終わるよりも、その結論から
「後ろから前に付けることによってナチュラル感が出て、女性受けも良くなりました。」
と書かれていた方が、説得力がありますよね。
また、
「今までと比べて2倍多くの女性から好意を持たれました。」
など数字を使うことで説得力をもっと上げることができます。
うまく活用していきましょう。
7、簡潔に
あまりだらだら書き出しを続くことも良くありません。
ユーザーは早く本文にいって欲しいと思ってしまいます。
書き出しの段落は3段落以内に収めましょう。
本文編
本文では以下の4つの項目を満たせば言いたいことが伝わりやすい記事になります。
8、キャッチーな小見出し
全て文章で書くのではなく、積極的に小見出しを使っていきましょう。
理由は、パッと見てまとまりがある記事だと印象づけられるからです。
小見出しのタイトルをキャッチーなタイトルにした方がユーザーの頭に残りやすく、興味がなくなっていくのを防ぐ効果があります
また、小見出しは名詞で終わらせた方が文字数が少なくて伝わりやすく、全て同じ品詞に揃えた方がテンポよく読むことができます。
9、ユーザーが想像しやすく
内容が少し難しい時、ユーザーが想像しやすくするべきです。
具体的には以下の項目があります。
・最低限の字数で
伝えたことは最低限の字数に収めましょう。文章が長すぎると結局何が言いたいのか伝わらなくなってしまいます。
・具体例を出す
具体例を出すことでユーザーの理解度がグンと上がります。逆に理解しにくいとイライラしてしまい、すぐ離れてしまいます。
上記の項目を意識するようにしましょう。
10、段落、改行、箇条書きの活用
・段落 …話が切り替わるときに分ける
PCで5行程度で書いた文章はスマートフォンでは10行程度になってしまってユーザーから長ったらしいと思われてしまいます
続かせるのは3行までにしましょう。
・改行 …文と文で区切って行を変える
1文1文が長い場合、改行して区切った方がスッキリして読みやすくなります。
・箇条書き …伝えたい項目が多い時に使う
箇条書きを使うとユーザーに伝えたいことがリストアップされるため、分かりやすくなります。
また、自分も何を伝えたいか明確にすることができて双方にとってメリットになるので積極的に使うべきです。
11、シンプルな言い回し
専門用語が次々に出てくるとユーザーは混乱してしまいます。
専門用語の使いすぎには注意しましょう。
使わなければテンポよく説明できない時は
「クローラー(Webサイトを回遊するロボット)」
など難しい専門用語には意味を付け足しましょう。
まとめ編
12、的確な要約
まとめの部分では本文を的確に要約し、ユーザーに分かりやすく伝えることが重要です。
結論を伝わりやすくする項目は以下の通りです。
・短い段落で的確に
最後のまとめなので3段落以内を目安に要点を得た結論を出しましょう。
・書き出しで書いた結論との整合性
書き出しで先に書いた結論と同じこと言っているか確認しましょう。違ったことを言っているとユーザーが不審に思ってしまいます。
まとめ
ライティング技術はコンテンツマーケティングの成功において必要不可欠です。ライティング技術を磨くことで、価値のある情報をユーザーに最高の形で伝えることができます。
この記事に書いてあることがライティング技術の全てではありませんが、項目をクリアすることによって一歩ずつ良質なコンテンツに近づいていけるので1つずつ確認していきましょう。