STEP1【 SEOの仕組みを理解しよう】アクセスが伸びない原因

STEP1【 SEOの仕組みを理解しよう】アクセスが伸びない原因

 

このようなお悩みはないでしょうか?

「サイト記事を投稿しても閲覧数が伸びない。」
「閲覧者数を上げて、多くの人にお店を知ってもらいたいのに、上手くいかない。」
「検索結果が上位に表示されない。」 etc.

このようにお思いの方がまず対応すべき課題は「SEOを理解すること」、「良いコンテンツ記事を提供すること」です。

そのためには、検索表示のアルゴリズムを理解して正しい知識を習得する必要があります。

仕組みを正しく理解することで、認知させたいユーザーに適切なコンテンツを発信していくことができます。

本記事で紹介している情報を参考に、記事作成のスキルアップに繋げてみて下さい。
あなたの今あるサイトを多くの方が認知できるようなサイトに変えていきましょう!

その手法を3STEPでご紹介します。

 

こちらのページでは、まず最初のSTEP である「SEOの仕組み」を理解することを目標に読み進めてください。
具体的な手法に関してはSTEP2「コンテンツ作成の9割は事前準備」で紹介していきます。

「SEOの仕組み」がなんとなく理解できたら是非、次のSTEP2を読み進めてください。

 

第1章 SEOとは?

 

SEOとは?

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」という意味になります。

SEOは、webサイトの設計やコンテンツ、マーケティング戦略などを最適化することで、検索エンジンの検索結果ページで上位に表示されることを目的とします。
検索結果が上位表示されることで、webサイトへのアクセス数が増え、ビジネスの成果につながる可能性があります。

SEOの仕組みを理解する上で重要なポイントを抑えておきましょう。
まずはじめに、検索エンジンについてご説明します。

 

検索エンジンとは?

検索エンジンはキーワードを入力することで、関連するページを一覧表示してくれる仕組みになっています。

検索エンジンには様々な種類があります。
日本では主にGoogle やYahoo!や Bing などが普及しており、使用する検索エンジンによって検索結果が変わることもあります。

日本国内でのマーケットシェアと全世界でのマーケットシェアがこちらになります。

【日本国内での検索エンジンのマーケットシェア】

1位:Google(全プラットフォームでのシェア率77.17%)
2位:Yahoo!(全プラットフォームでのシェア率14.8%)
3位:Bing(全プラットフォームでのシェア率7.18%)
※2023年1月時点のデータ。
(出典:Statcounter https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan)

【全世界での検索エンジンのマーケットシェア】

1位:Google(全プラットフォームでのシェア率92.9%)
2位:Bing(全プラットフォームでのシェア率3.03%)
3位:Yahoo!(全プラットフォームでのシェア率1.22%)
※2023年1月時点のデータ。
(出典:Statcounter https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share)

 

日本国内の検索エンジンシェア2位の「Yahoo!JAPAN」はGoogleの検索システムを採用した検索エンジンを提供しています。
日本国内の検索エンジンシェア3位の「Bing」はマイクロソフトが開発した独自の検索エンジンでです。
「Bing」はWindows OSのブラウザとして提供されている「Edge」のデフォルト検索エンジンとして搭載されています。

つまり、Bingを除き日本国内の検索エンジンのほとんどはGoogleのシステムによって処理されていることが分かります。

SEOの対策を検討する場合は、「Google検索エンジン」に対する最適化を目指すことが重要になります。

Googleはこれまで何度もアルゴリズムのアップデートを繰り返してきました。
どのアップデートでも共通しているのは、「ユーザーにとって有用なコンテンツが提供されているか」を判定して検索結果に反映させることでした。
Googleの「ユーザーファースト」の考え方を理解してコンテンツを提供していきましょう。

次の章ではGoogleのアルゴリズムを具体的に解説していきます。

 

第2章 検索アルゴリズムを理解しよう

 

 

例えば「パン 美味しい」というキーワードで検索すると、関連する情報がたくさん表示されます。

ユーザーが本当に求めている情報は何だと思いますか?

美味しい「近所のパン屋さん」の情報が知りたいのでしょうか?
または美味しい「全国のパン屋さん」の情報が知りたいのでしょうか?
もしくは美味しい「パンの作り方」の情報を求めているのでしょうか?

このときGoogleは「パン 美味しい」の検索結果の順位を決定するために、独自のアルゴリズムを使っています。

Googleのアルゴリズムでは、具体的にどのような処理がなされているのでしょうか?

Googleのアルゴリズムにおいて「クローラー」に検知され「インデックス」に登録される事が重要です。

 

1. クローラーとは?

 

クローラーとは、webサイトを巡回しているbot(ロボット)で、Googlebot と呼ばれます。

検索エンジンが検索結果の順位を表示させるために、世界中にあるサーバーと通信してコンテンツの情報を取得します。

webページにあるリンク等をたどって、新しいページや更新されたページを発見します。
つまり、このクローラーにあなたの投稿した記事が発見される必要があるのです。

 

2.インデックスとは?

 

インデックスとは、クローラーが収集したwebページの情報(テキスト、画像、動画等)を解析し、Googleのデータベースに保存させることを意味します。

クローラーは検索エンジンのデータベースで「このページは東京都内のパン屋さんの情報について書かれています」などと分類・整理して記録を行います。

このことを「インデックスされる」と表現します。

つまり、あなたの作成したwebページをGooglebotなどの検索エンジンにインデックスさせ、検索結果に表示させる工夫が必要になります。

 

3.スコアリングとは?

 

スコアリングとは、インデックスされたwebページを、どの順位で表示するかを判断することで、ランキングと呼ばれることもあります。

コンテンツの質を判断され、webページの内容がユーザにとって適切なものであるかによって順位が決まります。

 

以上が「検索アルゴリズム」の説明です。

 

「検索アルゴリズム」の流れとしてはこのようになっています。

投稿:記事を作成してwebサイトに投稿する。

認知:Googlebot のクローラーが記事を認知する。(クロール)

登録:Googlebot のクローラーが記事をデータベースに登録する(インデックス)

順位:Googlebot がインデックスされたwebページを順位付けする。(スコアリング)

では、ここで「クローラーに認知されやすいサイト」について考えてみましょう。

 

第3章 クローラーに認知されやすいサイトとは?

 

webサイトの構造がクローラーにとって分かりやすいサイトにする必要があります。

クローラーに認知されやすいサイトとは、どのようなサイトでしょうか?

クローラーにとって分かりやすいサイトにするために、以下の3つのポイントで改善してみましょう。

 

1. XMLサイトマップを利用しよう!

 

XMLサイトマップは、Googlebot などがサイトをクロールしてきたときに、そのwebサイトの構成やページ、画像、動画等を効率的に伝えるためのファイルです。
なお、XMLサイトマップの目的は基本的にクローラビリティの向上であり、ユーザビリティの向上が目的のHTMLサイトマップとは異なります。

XMLサイトマップの作成にはプラグインを利用することができます。
自動生成・自動更新ができる便利なプラグインを利用して、効率よく検索エンジンのクローラーにwebサイトを巡回してもらいましょう。

 

2.リンク階層を浅くする!

 

例えば、a と b のURLがあった場合、a の方が重要視されます。

a https://www.abc.co.jp/aaaaaa/
b https://www.abc.co.jp/aaaaaa/bbbbbb/cccccc/

つまり、階層が浅いサイトの方が先に発見されやすく、クローラビリティがあります。

 

3.構造を分かりやすく!

 

ユーザーが閲覧しているページがwebサイト全体でどの位置にあるのか、どの階層にあるのかを分かり易く表示します。
そのような階層構造を表現するためのナビゲーションの一種である「パンくずリスト」を利用しましょう。

例えば、 TOP > 製品 > 商品A という順序で表示される場合、ユーザーは自分が商品Aページにいることを把握できます。

階層構造を正しく伝えることができ、体系的に整理されたwebサイトは、クローラーにとっても分かりやすいサイトです。

webサイト内のカテゴリーを効率良く辿ることができ、webサイトの全体像が把握しやすく、クローラビリティが向上します。

 

第4章 まとめ

 

今回は、【STEP1「SEOの仕組みを理解しよう」 アクセスが伸びない原因】についてご紹介しました。

 

本ページの内容をまとめると。。。

 

  • SEOとは、検索エンジン最適化という意味で、コンテンツやマーケティング戦略を最適化して検索結果ページで上位に表示させることを目的とします。
  • Googleのアルゴリズムを理解した上で、クローラーに認知されやすいサイト記事を作成していこう。

「記事投稿してもアクセスが伸びない。。。」

そんな場合は、あなたの作ったコンテンツがインデックスされていない可能性もあります。

「ユーザにとって適切なコンテンツである」とインデックスされる記事にするためにコンテンツの品質を高めていくことが必要です。

次回は、STEP2「記事作成の9割は事前準備」コンテンツ作成の最重要ポイントについて紹介します!